
大相撲に出ている力士は、本場所で対戦していくためには、どこかの部屋に所属しなければいけません。どのような人達によって構成されているのかというと、まず全てを仕切る師匠が親方です。親方は力士を引退した後、年寄株という権利を得ることでなることができます。
親方の奥さんはおかみさんと呼ばれて、所属している力士たちの面倒を見たり、広報や経理などの事務仕事も全てこなします。おかみさんがいないと、何もかも上手く回りません。
それから稽古の面倒を見る親方もいます。現役時代の活躍で独立か、それとも所属するかが決まります。
そして現役の力士と力士の髪を結う床山、取り組みをするときに力士を呼び出す呼び出し、勝敗の判定を下す行司という人たちがいることになります。
どこに所属していても、優劣というものはないのですが、大相撲では一門というルールが有り、部屋はいわゆる六大一門のいずれかに所属しなければいけないということになっています。