控え力士もできる大相撲の物言い

行司

大相撲において、勝敗が微妙な取組に対し、物言いをつけて審判団が協議する光景が時折見られます。以前、誤審をきっかけに横綱の連勝記録がストップした苦い過去から、スポーツ界ではいち早くビデオ判定を取り入れるなど、協議の際にはこうしたものを使って、勝敗がどちらか、どちらでもない場合には取り直しにさせて、もう一度勝負をつけさせることがあります。過去には何度も取り直しになり、そのたびに会場が盛り上がるということもありました。

実は審判の隣に座っている力士も実際に物言いをつけることは可能です。力士にも土俵上の勝負を見守ることが求められており、実際に手を挙げて協議をすることを求めたケースも存在します。大相撲ならではの光景であり、学生相撲などではあまり見られない光景です。あれは死に体だったか、かばい手なのかなど大相撲ファンも一緒になって議論をし、こちらの勝ちだ、いやあちらの勝ちだ、これは取り直しだという会話がなされています。