大相撲春場所意地を見せた名勝負

立ち会い

今年3月に大阪府立体育館で行われた大相撲春場所は、大相撲ファンならずとも興奮する人がいたほど日本中が熱狂し歴史に残る名勝負がありました。19年ぶりに誕生となた日本出身横綱稀勢の里は、初日から好調に勝ち星を重ね13日目の横綱日馬富士戦で土俵下に落ちた際に左肩を痛め負傷しました。

続く14日目には横綱鶴竜にも敗れ2敗となり、千秋楽は1敗で単独トップの大関照ノ富士との対戦が組まれました。稀勢の里は得意の左手に全く力が入らず自分の相撲が取れない状態で、誰もが照ノ富士が優勢と考える状況のなかで土俵際まで追い込まれながらも突き落としで破ったのです。

優勝決定戦でも土俵際まで押し込まれ、勝ち急いだ照ノ富士を使える右手にて小手投げで破りまさかの逆転優勝を成し遂げました。怪我の痛みに耐えて、奇跡の大逆転劇を目の当たりにした日本中は涙と大興奮によりこれまでに無い盛り上がりとなりました。近年の大相撲では間違いなく名勝負として歴史に刻まれる場所です。